流れる日々を見つめる旅

毎日の流れていく日々を見つめ、少しずつでも精神レベルを高めて、良い人格の人間になっていきたいと思いました。

2016-5-20  年齢を重ねるにつれて少量のモノが長い間手元にとどまるようになってきた


昨日、本や服の整理をしていたのですが、整理をしながら思ったのが、以前に比べて少量の本や服が長い間手元にとどまるようになったという事でした。

 

10代、20代の頃は、本をたくさん買っては、読み終わったら処分して、またどんどん買っては読んで処分して、という事を繰り返していて、買った本が自分の手元にとどまる時間が短かったと思います。

 

それが、だんだん、良く吟味して、厳選された本だけを買って、その本が長い間手元に残るようになってきたと思います。

 

本棚を眺めていて思ったのが、5年前とか、10年近く前に買った本がけっこうスペースの多くを占めているなという事でした。

 

今の僕の本棚に残っている本は、それだけ長い間楽しめる、賞味期限の長い本が残っていて、賞味期限の短い本はすぐに処分してきたのだなと思いました。

 

服についても、10代20代の頃は、たくさん服を買って着ては処分してという事を繰り返していたのですが、昨日、服を整理していて、昔より、だいぶ一つの服を長く着るようになったなと思いました。

 

服についても、大量消費をするサイクルが、だんだん厳選されたものだけが少量入ってきて、それを長い間着るようになってきたと思います。

 

思えば、食べ物もずいぶん10代20代の頃と比べると食べる量が減ったなと思います。最近は3食しっかり食べると、多いなあと思うようになりました。

 

こんな風に変わってきたのは、一つにはそういう年齢になってきて、体や嗜好などが変化してきたのだと思います。だんだん、生活に大量にモノが入ってくると、処分に困るし、消化するのも大変だと気付いたせいで、だんだん、モノの入ってくる量を減らすようになってきたのだと思います。

 

大量のモノを買っては捨ててという事を繰り返すよりも、少量の厳選されたモノを長く使う方が快適だと感じるようになってきたと思います。

 

本も洋服も食べ物も、良質のものが少しだけあれば良いと思うようになってきた気がします。

 

そうなってきたのは自分の年齢的にそういう年齢になってきたこともあるし、自分が共感する生活の仕方も、だんだん、そういう方向になってきたこともあると感じます。モノが溢れるほどある中で、押し寄せるモノや情報に振り回さないためには、入ってくる量を減らすことが必要だと感じます。断捨離やミニマリズムファスティング(断食)の流行も、モノ余りの時代になったことから必然的に生まれた流れのような気がします。断捨離やミニマリズムファスティング(断食)は押し寄せる情報やモノに振り回されない為の方法論を語っているのだと思います。


今の自分にとって何が必要なのか、何が大事なのか、それをときどき自問する時間が必要だなと最近は良く思います。

 

テレビのスイッチを切って、スマホも置いて、自問自答するような時間が必要だと最近は思うようになりました。一日の中に、入ってくる情報を遮断して自分の中のスイッチをオフにして、思いを巡らす時間があるとだいぶ精神的にすっきりするなと思います。

 

今週を無事乗り切れて、良かったです。金曜日はホッとできて良いですね。では。

 

 

 

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